【生育状況について】
果実肥大については佐渡全体的に平年よりやや大玉で推移しています。葉色についても平年並みまたはやや低くく推移しています。生理落果は平年より少なく見られます。
●果実横経
国中地区
在来:38.7㎜(平年値:35.0㎜)
早生:42.1㎜(平年値:36.9㎜)
南部地区
在来:41.7㎜(平年値:35.9㎜)
早生:39.9㎜(平年値:34.9㎜)
●葉色(SPAD値)
国中地区
在来:51.4(平年値:53.5)
早生:50.9(平年値:52.7)
南部地区
在来:53.4(平年値:54.2)
早生:53.3(平年値:56.1)
【栽培管理について】
・仕上げ摘果は小玉・奇形果中心に実施しましょう。摘蕾が遅れた園地は早急に実施し、樹勢が強い樹は遅くまで生理落果しやすいので状況を見ながら作業を行いましょう。
・新梢管理は徒長した枝をとり、短い新梢や横向きに発生した新梢は日焼け防止や次年度側枝候補として残すようにしましょう。
・葉色が薄い樹は7月下旬までに追肥を実施しましょう。ただし、葉色が濃く、2次伸長している場合は追肥しないようお願いいたします。
ご不明な点は、営農窓口へ相談をお願いします。