平核無の催芽期は3月25日に達しました。平核無の発芽期は3月31日、刀根早生は平核無と比較して約3日遅いと予想されています。
気象庁新潟地方2週間気温予報(3月26日現在)では、3月31日・4月1日の最低気温は低く、風が弱いとされています。発芽期の頃から最も耐寒性が弱くなる時期となりますので、天気予報を注視し、霜害に対する備えを万全にしましょう。
【霜害が発生しやすい条件】
1)窪地や傾斜地の谷底などで冷気がたまりやすい場所
2)夜10時頃、晴天・無風で気温が2度以下なら特に注意が必要です。
【霜害の事前対策】
〇もみ殻などのマルチは地温が上がりにくく、霜が降りやすくなるためできるだけ取り除く。
〇土壌の乾燥は霜害を助長するため、可能であればかん水の準備をする。
〇防霜ファンは必ず事前にセンサーやファンの動作確認を行う。
〇防霜対策資材の使用を検討される場合は、お早めに各営農農機課窓口にご相談ください。
〇燃焼法による防止対策を実施する場合は事前に消防署への届出が必要です。
詳しくは、新潟県のホームページに記載されている果樹霜害対策マニュアルをご確認ください。(下記URLよりご確認いただけます。)
ご不明な点は、営農窓口へ相談をお願いします。