インドのニューデリーで開催された第46回世界遺産委員会において、7月27日(土)に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に認定されました。
「佐渡島の金山」は佐渡の農業の発展に深く関わっております。
金山の繁栄と共に、人々の食を支える農業も発展しました。島内各所では棚田をはじめ水田の作付が広がり、佐渡独特の里山風景が形成され、今もその風景が守り続けられています。
また、薪能や鬼太鼓などの伝統芸能が農村に広がり、豊作などを願う神事の側面を持つ多様な文化として、農業と密接に関わってきたことの証となっています。
この佐渡の里山風景と伝統芸能を守り継いできた人々の営みが、2011年の世界農業遺産認定と、此度の世界文化遺産認定につながりました。
JA佐渡は、世界文化遺産と世界農業遺産の島であることを誇りに、これまで以上に農産物の高品質生産に産地一丸で取り組んでまいります。引き続き、佐渡で生産された農畜産物のご愛顧の程、どうぞ宜しくお願い致します。