水稲情報:干ばつ跡田んぼの漏水対策について

2024/04/26
昨年の干ばつと能登半島地震の影響により、多くの田んぼが悪影響を受けました。この二つの災害が原因で、田んぼの下に不要な水の通路が形成され、水を入れても貯まらない場合があります。特に、下畔(シタアゼ)や水尻がある斜面のある田んぼでは、この問題が発生しているかもしれません。確認をお願いします。

また、水が水尻まで届かない田んぼや、排水パイプの取り付け周囲から水が染み出ている田んぼ、代掻き時に濁った水が見られる田んぼは、特に注意が必要です。これらの田んぼは、不要な水の通路ができており、今後も漏水が続き、「除草剤が効かない」「苗が活着しない」「畔が抜け落ちる」「田んぼが崩壊する」可能性があります。

さらに、今年は積雪が少なく、降雨も少ないため、春から用水不足になる可能性もあります。これらの問題の対策は、広報誌2024年3月号の4ページに詳しく掲載していますので、ぜひご参照ください。

【広報誌2024年3月号】PDF:
https://www.ja-sado-niigata.or.jp/php/index-organ-past/pkobo_news/upload/14-2.pdf

不明な点はお近くの営農窓口までお問合せください。
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