安全への取り組み
最新のガイドライン
・コシヒカリ
・こしいぶき
安全への取り組み
わたしたちJA佐渡は農業ビジョン実現に向けて、
- 佐渡ブランド確立のための「生きものを育む農法(生物多様性農業)」を推進しています。
- 高品質でおいしい農産物の生産に取り組んでいます。
- 安心・安全な農産物を消費者の皆さまに届けるため、生産履歴記帳の徹底、GAP(生産工程管理)の推進等に取り組んでいます。
環境にやさしい農業の島 ―「佐渡」だからできる農法
生きものを育む農法(生物多様性農業)
「生きものを育む農法」とは、農薬や化学肥料を削減するだけでなく、朱鷺を中心とした豊かな生態系を守り、生きものが暮らしやすい水田環境を作り出す農法です。
具体的には、
- 化学農薬・化学肥料の減・・・従来の慣行栽培方法の5割減以上とする。
- 生きものを育む技術・・・冬期湛水、江の設置、魚道の設置、ビオトープの設置等の取り組み
- 生きもの調査・・・年2回の田んぼの生きもの調査の実施
これらの要件を満たすお米が「朱鷺と暮らす郷」米になります。(佐渡市による認証制度「朱鷺と暮らす郷認証制度」)
さらに、美味しさを追求し、
が、認証米要件に加わりました。(平成25年産米より)
江(深み)の設置
江の設置は、水田の湛水状態を維持することにより、中干し期にも生きものを育みます。
冬季湛水
ふゆみずたんぼとも言われる冬期湛水(たんすい)は11月から2月まで湛水状態を維持し、年間を通して生きものが生息する環境を維持します。
魚道など水路の設置
生きものが水路と水田を行き来できることにより、年間を通して生きものを育みます。
ビオトープの設置
ビオトープを設置し、水路で水田とつなげることにより、生きものを育む団地を作ります。
生きもの調査の実施
農業用水路や田んぼなどは、農業生産の場であると同時に、多くの生きもの達の生息場所にもなっています。このような農業・農村がもつ働きを「多面的機能」といいます。
田んぼの生きもの調査を実施することによって、生きものにやさしい、安全・安心な環境での米づくりを実証していきます。
24年産米よりJA米コシヒカリ全量が5割減減栽培100%になりました
~今後の課題として
- 佐渡版所得補償事業を活かした「生きものを育む農法」の拡大に取り組みます。
- 全島一斉生きもの調査の実施とその成果としての「生きもの語り」を媒体とした情報発信に取り組みます。
- 美しい畦畔、周辺環境維持のために除草剤を使用せず、ほとんどの地域で草刈り機等での除草対策を行っていますが、さらに「畦畔への除草剤使用ゼロ運動」と「野焼き防止」に取り組みます。
※5割減減栽培とは、佐渡地域慣行基準より「化学合成農薬5割減・化学肥料5割減」とした栽培のことです。
※全体の肥料分は減らさず、化学合成窒素を減らした分は「有機態窒素」で補います。
高品質米・良食味米の生産
JA佐渡では生産者からお米を集荷した際に、お米の食味分析を行っています。食味分析では主においしさの基準とも言われるタンパク値の基準を設けて、基準をはずれるお米はJA米としての販売は行わない対応としています。
その基準は22年産米よりタンパク値6.5とし、この基準以下のお米だけを皆様のお宅に届く佐渡米としています。
(一般にタンパク値が高いお米は食味が落ちると言われています。)
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https://www.ja-sado-niigata.or.jp/PRcontents/08_for_safety/5warigen.html
JA佐渡|安全への取り組み 「JA佐渡は農業ビジョン実現に向けて、高品質でおいしい安心・安全な農産物を消費者の皆さまに届けるための運動に取り組んでいます」
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