日本初!GIAHSに認定!
佐渡島は「日本の縮図」といわれるほど多様性に富んだ島!
トキとの共生を目指し、田んぼの生態系に配慮した「生きものを育む農法」の取り組みや棚田などの美しい景観、昔から受け継がれている伝統的な農文化が評価され、島全体が「トキと共生する佐渡の里山」として2011年6月に日本で初めて世界農業遺産(GIAHS:ジアス)に認定されました。
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環境に配慮し育てられた米は、「朱鷺と暮らす郷」の名称でブランド化され、販売利益の一部をトキの保全活動に充てることで、食と命を育む生きものと共生した持続的な農業が展開されています。
「生きものを育む農法」とは農薬や化学肥料を削減するだけでなく、トキを中心とした豊かな生態系を守り、生きものが暮らしやすい水田環境を作り出す農法です。
具体的には、
●化学農薬・化学肥料を減らします。
…従来の慣行栽培方法の5割減減以上とする。
●生きものを育む技術を取り入れよう!
…ふゆみずたんぼ(冬期湛水)、江の設置、魚道の設置、ビオトープの設置等の取り組み
●生きもの調査をしよう!
…年2回の田んぼの生きもの調査を実施
これらの要件を満たし生産されたお米が「朱鷺と暮らす郷」米になります。
(佐渡市による認証制度「朱鷺と暮らす郷認証制度」)
さらに、平成25年産米から美味しさを追求し、タンパク含有率6.2%以下が、認証米要件に加わりました。